minipin太郎 埼玉の空のもと

あれから11年が経ち、太郎マリオと人生終盤の日常の日記

目覚め


午前3時半に目覚めた
昨日土曜日は朝8時過ぎに仕事が終わった
連続夜勤が終了 解放された


天気はすこぶるいい
そして 風が爽やかだ
その中をのんびり走ってきた


途中いつも立ち寄るスーパー
クリームパン
オレンジジュース
ビール
アイス  を買って
車内でアイスを頬張り
パンを食べ オレンジジュースで流し込み
のんびり帰ってきた


台所で そのビールをあける
風呂に入って汗を流し
部屋に上がって 南の空に祈り
カーテンをすべて閉じて 布団に入った



17時に太郎マリオと散歩に出る
半袖では少し寒い  グル―っと回って帰ってきた
空には雲ひとつなく
どこまでも どこまでも 青空が スカイブルーが広がっていた


1人 カメラ片手にまた外に出て
夕焼けを撮る
秩父連山の西のほう 富士山がうっすら姿を現していた


:めずらしいな 


空や雲をずっと見ていると 時々珍しい現象を目にする事がある
今思えば 東日本大震災の数日前にも夏に観るような
入道雲のような雲が東の空に立ち込めていた


北西の空



西の空



同じ西の空  太陽がゆっくりと沈んでいく



まだ5時前
それでも 外はもう明るい
今日の一日が始まる
5月12日 日曜日が始まっている


南の空に 祈り
少しまた横になろう
久しぶりの連休だ 体をやすめよう

なみだ


涙 涙 涙


今年は毎日が涙だらけだ
そんな年なのか
今年だけなのか
まだまだ続くのか


何かやっていなければ落ち着かない
ステップのガソリンを入れに行き
植物たちに水をやり
目立つ草を抜き取り
駐車場の枯れ葉を掃き掃除した



父親からメールが入っていた
すぐに電話する
:あのさ 昨日さ 旅行の話 13日に決めようと話したけど
 〇〇〇〇と夕べ話したと思うけど・・・
 〇〇〇〇もずっと泣いててな・・ 俺たちも忍びなくてな
 そんな気持ちにもなれないし 旅行はやめにしてさ
 お前帰ってきて 〇〇〇〇に力つけてやってくれないか・・


:わかった 夕べ話した 初めてだ 兄貴が泣いているのを
 兄貴には何かあったら すぐすっ飛んで帰るからと言った
 兄貴を一人にさせないからと言った
 妹にも 宿にも俺が伝えとく わかった


兄が結婚したのが平成3年 1991年
33年になる
農家に嫁に行くという事は それ相当の覚悟がいる と思う
毎年のように帰省すれば手厚く料理をふるまってくれた
田舎であれば 血縁も多く そういった付き合いも都会以上に必要だ
俺みたいに1人で生きていく そんな気軽さはない
受け継いだ田畑を守っていかねばならない
地方の収入は少なく ほとんどが兼業農家として 春 夏 秋は仕事しながら
農作業をしなければいけない
昨今の物価高 全てのものが高騰している
歳をとっていく身体と 共に追い込まれる




彼女は生きてるよね? 当然生きてるよね?
失礼な話だけど 
元気に 明るく 毎日を幸せに生きてるよね?
俺なんかが言える立場でないことは十分知っている
だけど 幸せな日々を送ってるよね?
ずううっと幸せだよね?


俺がこんなにも毎日彼女の事を想い 考えているのは
「虫の知らせ」じゃなかったよね?
俺のいつもの悪いほうに悪いほうに考えているだけの事だよね?


涙がとまらない
どうしようもないほど 涙があふれてくる