minipin太郎 埼玉の空のもと

あれから11年が経ち、太郎マリオと人生終盤の日常の日記

砂時計

昨日借りたDVD
その隣に置いてあった「砂時計」
2008年のラブロマンスもの



昨日アキが言っていた
「実らぬ恋ほど想いは続くもの」


ずっと見入っていた
揺れる心
離れて暮らす不安と葛藤
高校生の爽やかな恋が
12年後
その時を経てまた始まる


11年経った今
20年前の始まりから一つ一つ思い出を辿ってみた


〇〇さんは随分前に辞められましたよ


〇〇さんはいつの間にか居なくなってたよ


そんな話から
その後彼女がどう生きて時を刻んできたのか


辛い思いをしながら
辛い思いを耐えられず
その後を生きてきたのか
それとも
あっさり俺のことなど忘れて生きてきたのか


別な人と仲良くしていることが耐えられず
繋がっていることが許せなく
我慢して 飲み込もうとしても
飲み込もうとしても 飲み込めず
1人離されて 爆発してしまった


もしあの時 怒りをぶちまけず
自分が乗り越えられていたなら
手放すことなく
ずっと支えてあげれてたはずなのに


杏は自分の事ばかり!
俺も自分の事ばかり


俺も自分の世界で耐えられなかった
自分の事ばかり


映画は過去を未来に変えるように
砂時計が回った
それは物語


俺は過ぎた日々を取り戻すこともできず
ただ ただ 記憶の中で辿るだけ
共に過ごしたあの日をあの時を 
共に歩いたあの場所を
ひとつひとつ辿ってみた


そんな1日だった

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