minipin太郎 埼玉の空のもと

あれから11年が経ち、太郎マリオと人生終盤の日常の日記

三日月

今朝
東の空に綺麗な三日月が存在していた
薄く それでいてはっきりと
溢れそうで溢れない月
消えそうで消えない月


この時間は ここなのかな?


季節は変わっていく


1日彼女のことでいっぱいだった


そばにずっといる
当時のままの彼女が俺のそばにずっといる


あの時
心に余裕を持てたなら
気持ちに余裕を持てたなら
接し方も違っていて
今もずっと仲良く2人でいれてたかもしれない
変わらないまま仲良く2人の時を過ごして来れたかもしれない


好き過ぎて 自分が破滅した
いつもそう
1人で勝手に決めて
1人で勝手に自滅した


:キツくなったら私に電話して
:1年したら戻ってきて


その言葉をしっかり受け止め、信じていたなら
終わりを告げることなく
ずっと続いてたかもしれない
ずっと続いてたはず


勝手に思い込んで
勝手に決めて
勝手に 私を捨てた ひどい人


俺は自己中な酷い お子ちゃまな男
幾つになってもどうしようもない男


夕闇迫る 埼玉の空
雪の影響を乗り越えて日常を取り戻した埼玉の空
刹那く 悲しく 淋しい気持ちで走っていたけれど
問いかけたら そばにいる
彼女が当時のままそばにいる
右の そばで無言のまま俺を支えてくれている


あんなに酷い言葉を投げつけたのに
11年経った今も 
俺をまた支えてくれている
もう2度と手放さない

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