minipin太郎 埼玉の空のもと

あれから11年が経ち、太郎マリオと人生終盤の日常の日記

相手の気持ち


夜勤明け


今朝はゆっくり目
何度も何度も「ダンデライオン 遅咲きのタンポポ」を
繰り返し繰り返し 孝生は唄って帰ってきた


俺はいつも1人で固まる人間
こうあるべき こうあらねばいけない と勝手に思い込んで
勝手につぶれてきた人生



相手があること


もし あの時 彼女の立場として考えたら


:もう絶対 ゆるさない!
:何度も 何度も 同じ事で同じことを言う!
:もう絶対無理!
こんなに尽くしてきたのにちっとも私の気持ちも理解しないで
このものいい!  あったまくる!!!!


そう思ったであろう そう考えたであろう


:何を言っても もう無理なんだね とも言っていた


一度若い男の事
この男も自分の仕事を持たず いつもフラフラしていた男
で、彼女のそばに良くいっていた
で、彼女も仲良くしていた
その光景を目にした孝生はいたたまれず 壁を蹴ったことがある
おそらく物凄い形相で
その時も、家に帰ってきても震えが止まらない! お子茶まだね!って
言っていた


彼女と俺は同じB型
同じ気持ちのままなら 当然ぴったり行く
でも、いちどそりが合わず離れたら とことん離れる そう思う


あの時
:もう絶対許さない!
:何度も 何度も 同じ事で同じことを言う!
:もう絶対無理!


となったら 当然メールや携帯は拒否設定にして
怒りの毎日を過ごし 俺を遮断したことだろう 
永遠に俺を消し去って 遮断しただろう


今回 急に俺のそばでバー――と彼女が現れたのは2回目のこと
前回は仕事から帰宅途中のスーパーで買い物途中
すーーっと彼女がそばにやってきた


これは俺自身が作り出したものなのか
俺自身が 深層心理で彼女に逢いたくて
その思いが 「彼女がそばにやってきた」事なのだろうか.....


怒りにまみれた彼女が急に11年もの時を越え
俺のそばに現れたのは どうした心理からなのか........


勝手に「彼女に何かあったのではないだろうか....」と思ったのは
俺の勝手なことだったのだろうか....?


すれば当然迷惑なことだろうな.......
俺とのことは最初から最後まで全ての事を消したい気持ちなのに
遮断し なかったことにしたいくらい怒りにまみれたはずなのに...



でも、そうであっても
孝生は不義理を働いた 不義理なおとこ
自分自身で彼女への 謝罪の思いを永遠に 死ぬまでおこなっていく
どんなかたちであれ おこなっていく

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