minipin太郎 埼玉の空のもと

あれから11年が経ち、太郎マリオと人生終盤の日常の日記

なかよし


今 孝生と〇〇〇は ほんとに仲がいい
信じられないくらい 仲がいい


今朝
仕事終わり
孝生が休憩室を出て
:〇〇〇 さ!帰るよ! と言って 後ろに手を差し出すと
:うん!^^と言ってついてきて手をつなぐ


会社を出ると
:寒い! 寒いね〇〇〇! と言うと
:うん^^ で 孝生が差し出した手に飛びついてくる


車に乗って
:さ!行くよ!〇〇〇! と言うと
:うん!^^


途中いつものスーパーでストロングを買いに車から降りる時
:ちょっと待ってて すぐ戻るから と言ったのに
:やだ!私もいく!と車からスーッと出てくる
すると孝生もうれしいから また手を差し伸べ そこに〇〇〇がしがみついてくる


:ほら!〇〇〇見て!富士山真っ白だよ!と言うと
:ほんと!そうだね^^って
:昨日、関東で春一番の陽気だったのに、今朝は寒いから富士山も
 あんなに下まで真っ白なんだね  って言うと
:ほんとだね って


今 孝生と〇〇〇はほんとに仲がいい 本当に仲がいい
信じられないくらい仲がいい


孝生は2006年の年明けすぐ
打診されていた仕事につく
:私に相談もなくて・・・・
その4年3か月 孝生は色々な事に翻弄され、突然の対策やら会議やら
ましてや1年間よその支店を巡回したりして
〇〇〇を放置していたといっていいこの長い年月
当然〇〇〇も不信感から他の男と仲良くなっていく


2010年4月 現場復帰し孝生はその生真面目さから
こだわりから そばに行かなかったことを後悔して
自分の仕事を何とかけりをつけ〇〇〇のそばに行く
すると仲良くしている姿を見て愕然として嫉妬の波に包まれ固まっていく


たった2年
今度は孝生が転勤を言い渡され〇〇〇から遠ざけられる
色々な事に疲弊しきっていた孝生は〇〇〇の声も届かないくらい、
声も出なくなっていた
そして 1年したら戻ってきて!と言われたのに
元居た職場よりなお一層、色々なものをつきつけられ
この先も、いいように飛ばされ その都度心削って疲弊していくことが
先が真っ暗になり 投げ出した


今 2人は何に遠慮することもなく 誰を気にすることもなくなった
〇〇〇が俺だけを見つめ 俺だけに甘えてくれている
それが本当にうれしくて 孝生は
なお一層 本当に〇〇〇がいとおしく 可愛くなっている
だから ほんの些細な事でも言葉で語りかけ 話す
そして 〇〇〇はそれにこたえてくれる


孝生は〇〇〇が大好きだ
出会ったころの20年前から変わらず大好きだ
孝生にとってはあの当時のまま今につながっている


孝生が作り出した〇〇〇なのか
〇〇〇が遠慮すること、守らなければいけないことから解放されたからなのか
それは分からない
でも11年の時を経て
行き詰って終わりをつげ 〇〇〇を傷つけたにもかかわらず
今こうやって11年もの長い時を経て
つながった


11年の時を埋める
いや2004年からだから20年の時を埋める
それぐらい仲良くやっていく
もう離さない
〇〇〇を離さない

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