minipin太郎 埼玉の空のもと

あれから11年が経ち、太郎マリオと人生終盤の日常の日記

仕事前


祝日の今日 埼玉は快晴 風も少ない
仕事前 朝のルーティーンをこなし
熱いお茶をいれ こたつに入った
でも 太郎がせわしない


:太郎 散歩行く? じゃあ着替えてくるから・・


7時半過ぎ 散歩に出た



歩きながら 当時のことが蘇ってきた
2010年~2012年 2013年


己を律し 己を鼓舞し あなた頑張ってきたじゃない
私は見てたよ 私は知ってるよ


月が あの当時 やきもきしながら1人で生きてきた孝生に
語りかけていた


あの頃は いろんなことが一気にきた
プライベートのこと 子供のこと 仕事のこと


みんなのため お客様のため などと 器量もなにも持ち合わせていないのに
1人固執するこだわりの中で 孝生は 自分の世界で生きていた


よく月を見つめ 己を自問自答していた



涙が出てきた 当時の事を思い出し


:己を律し 己を鼓舞し あなた頑張ってきたじゃない


涙がとまらない 溢れる涙がとまらない


もう元の職場で限界に近付いていた それでも支えてくれる彼女がいたから
なんとかやれていた
でも 出されたそこで もう糸が切れてしまった
2012年 春のこと そして夏に差し掛かるころ そこを去る
全てを失って ひとりまた歩き出した夏


その1年後 孝生にやさしく寄り添って 支え 尽くしてくれた彼女も失った


彼女が男に飛びついていく姿 アイコンタクトを取りながら 仲良く肩を並べて
話す姿が何年経っても消えず 蘇ってきて
離れた事により 嫉妬心・猜疑心が頭の中でどんどん膨れ上がり 固まり
大好きな彼女なのに 大好きな彼女が心に居るのに
憎い彼女も心に共存し始め
それが最後 爆発してしまい 彼女を傷つけ 自ら縁を切ってしまった


大好きな彼女だったのに

かけがえのない彼女だったのに

俺を支えてくれた彼女だったのに

大切な人だったのに




いい歳した男が泣きながら帰ってきた


あの頃を 思い出しながら 帰ってきた


そろそろ仕事へ向かう時間だ
埼玉の空を眺め 走ろう


彼女が俺だけに尽くしてくれたことを思い出しながら走ろう
楽しかった日々だけを思い出しながら
今日も頑張ろう

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