minipin太郎 埼玉の空のもと

あれから11年が経ち、太郎マリオと人生終盤の日常の日記

彼女は海


朝方早く目覚め 2011年12月の日記を読んだ
年末になれば どこの会社も忙しくなる
当然 自分が働く職場も忙しかった
ただ 忙しくなればなるほど テンションが上がっている
日記を読むとそれが凄くよくわかるww
なにせ この「ww」の文字が増えているw


ところどころで彼女と電話していることがわかる
それも本人は彼女の愚痴を聞いてあげるつもりで電話しているのに
自分の話を聞いてもらっているw
なんだろうなぁ 君は
声を聴くと 文字では得られない心が伝わってくる
楽しい会話にしようと試みているものの
トークが下手なんだな 俺って・・・
気のきいた 会話もできていない・・・
そんな心のうちも語っていた


子供の頃聞いた ジュディオングさんの「魅せられて」
そこで「女は海」と歌詞がある


孝生は彼女と出会ったころ 
彼女の仕事に対する立ち居振る舞いから「凛」というオーラを感じ
きちんとした人 しっかりした人と 素敵な人となり
自然と目で追いかけていて それが「好き」に変わった


歳の差など最初から最後まで感じたことも思ったこと考えた事もない


彼女はおそらく気にしてた
だから どこかしらでその「差」を感じさせるような言動があった
「歳下の子」「ほおっておけない子」 おそらくこんな感じだったのだろうな


だからじゃないけど 孝生はいつも甘えてたんだと思う
自分ではそういう態度をとってたつもりでなくとも
そういう感じだったんだろうと思う


2011年12月
そんな彼女に包まれている感じを 日記で感じた
読んでいて感じた 
俺にとって彼女は 大きく 広く 深い 海だった


点で観ると 毎日せわしなく1人気張って生きていたつもりでいたけれど
こうやって その毎日を読みながら日々をつなげていくと
彼女に包まれ 支えられて 孝生は生きていた そこを実感する



孝生は今朝も祈った
彼女の健康と幸せな日々を 祈った


心で決めている
孝生があの日 酷い言葉を浴びせ 酷いことを彼女にしたこと
一生のトラウマになったであろうことを
孝生がこの先一生を掛けて償っていくことを 心に決めている


「自分がされて嫌なことは 人にしない」
そういつも心がけて生きてきたのに
一番大事な 一番大切な 一番大好きな 一番そばに寄り添って 
こうやって孝生を支えてくれてた人を
酷い言葉を浴びせ 酷いことをしてしまった


一生かけて償っていく


謝罪しても 謝っても 許してくれることはない
11年経とうとする時も過ぎている



今日も晴れ渡る この埼玉の空を見渡す


心の中で 彼女の海を感じ 幸せな気持ちを感じ
一生掛けて償っていくことを あらためて心に決めた


埼玉の空を 南の空を 見ながら

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