minipin太郎 埼玉の空のもと

あれから11年が経ち、太郎マリオと人生終盤の日常の日記

卒業式



2024年3月22日 金曜日


今朝も早く目覚めた
4連ちゃんで仕事したから疲労でいっぱいだった
右腰付け根が痛い 両手も握り締めることが出来ないくらいかたくなっている
寒さからだったのか 年齢を越えてきたからなのだろうか・・・


山形に住む妹からラインが入っていた
5月27日から両親を新潟でひろって 彼女の住む地にいく
宿を予約してある 彼女の旦那さんがそこを支払いたいという話だった
:今日も父親に電話するから 話ししておくよ


台所で夕べに引き続き ストロングを開ける
結構疲れていたから 休日の今日は朝から呑みたい
そんな気持ちで 夕べの残り物を温め それをあてに身体に流し込んだ
食器全てを綺麗に洗い 太郎マリオの朝ご飯を用意し与え
すぐに外に出る


綺麗に着飾った子供たちが歩いていく
そう 今日は地区の小学校の卒業式
自分が朝 通学路に立ち始めたのは2021年度地区の自治会長を務めたのがきっかけ
コロナで世の中が疲弊していた時  少し落ち着いた頃 10月から立ち始めた
ここの通学路には約40名ほど歩いていく
朝は抜け道として 色々な車が勢いよく走っていく
地区の人からすれば あの人はいったい誰? となるだろうけど
抜け道としてぶんぶん飛ばしていく人からすれば 変なのが立っている と
スピードを抑えてくれるはず との想いもあってはじめたこと


雨の日も風の日も暑い日も寒い日も 
当然彼ら彼女らは隊列をつくって歩いていく
目を見つめ「おはようございます^^」と言えば 大概の子たちは
「おはようございます^^」と返してくれる
シャイな子も当然いる


ひとり気になった女の子がその時居た
隊列が過ぎ去ったあと 遅れてその子は一人やってきた
:おじさん ここの地区の役員やっているものだけど これから学校1人でいくの?
:はい
:学校まで一緒に歩いていってもいいですか?
:はい
歩きながらいくらかの話をして学校まで向かった


自分の二番目の子が朝 抜け出し逃亡する
当時 その子のためにと孝生は暦通りの仕事にしていた
自転車に乗って探し回っていた時 近所のおじいさんが
見つけてくれて うちにつれてきてくれたことがあった
子供は地区の宝 この国の宝 この世界の宝
自分がそういった世代になった時にはそういった役割があると思ってきた
そこは全うして次世代につなげていくものだと思ってきた
その彼女も今日卒業式を迎える
:今日卒業式は何時からですか?
:9時からです^^


今朝はせわしい


妹:もう電話した?
俺:いや まだ これから まだ朝ご飯食べてる時間だから これからするよ


俺:おはよう 俺だよ
父:おはよう どうした?・・・・ 実は ばあさんが山形行かないって言い始めてさ・・
俺:え? どれ 母さんにかわって・・
母:なんだか最近体調が思わしくなくて・・・
俺:そうだよ 3月は日替わりで暖かくなったり 寒くなったりするから
  俺だって今朝は体調良くなかった・・
母:だから5月に山形行くのはやめようとおもう
俺:だからまだ決めるのは早すぎるよ 第一この話のきっかけはあなたが、妹の家に
  もう一度行きたい と話したことを妹が受け止めて俺に話し持ってきたものだよ
  そのあなたが行かないって言うなら 俺だってわざわざ休み調節して片道500キロも
  車で走って行かないよ
  
  俺はね今本当に後悔している毎日 あなたの性格を受け継いだからなのか、昔、大変な
  時期に、かっこつけて 区切りだとか決め込みみたいなことをやった
  それを本当に今後悔している 人はどんなかたちであれ どんな気持ちであれ  
  最後まで続ける事 続けた人だけが最後勝つ 本当にそう想う
  途中であれこれとおもってやめない事 やめてしまったら事は全てそこで終わってし
  まう・・・
  


終わってしまったんだよ
 
今朝から こんな朝だった


少ししたら卒業式に向かってみよう
2022年の3月も1人向かってみた
正面玄関前 ご両親たちに 友達に 囲まれて 卒業式を終えた子たちを
晴れ姿をまた見てみたい 6年頑張ってきた子たちが 今日卒業する
その姿を目に焼き付けたい


埼玉の空は今日も快晴 卒業式にふさわしい空だった

×

非ログインユーザーとして返信する