minipin太郎 埼玉の空のもと

あれから11年が経ち、太郎マリオと人生終盤の日常の日記

曇り空


埼玉の空は曇り空
彼女の住む街も曇り空
掃き出し窓に立ち 
いつものように謝罪と健康と幸せを祈る


リクライニングチェアに横たわりながら
ずっと南の空を 曇った空を見ていた


7時40分
通学路に立つ 随分久しぶりな気がする
6年生が卒業し 新6年の班長さん以外は
なんだか小さな集団になった気がする
でも1人1人に目線を送り「おはようございます」と言うと
たいがいの子は目線を送り返して「おはようございます」と
返してくれる
この子たちの成長は早い どんどん成長していく


空を見上げる
雨がくるかも・・・


燃えるごみを持ち出し また外に出た
パラパラ と 
あ!雨・・
散歩途中で降ってきても 嫌なので散歩を中止とした




何してるかなぁ・・


苦しんでいるんじゃないか・・・
それで俺を呼んでいるんじゃないか・・・


考えれば考えるほど 悪いほう悪いほうに思ってしまう
孝生の悪いところ


もしかして 俺のこと好きだったのかもしれない
時折 俺に対してもよくしてくれた
支えてくれた 尽くしてくれた
ひとつひとつの言動を思い起こしてみると
もしかしたら 俺のこと好きだったのかもしれないと 思う
ただ あの時は 仕事の責任で毎日が疲弊し翻弄されたいた
走り回っては とまらず 走り回って 仕事をこなしていく孝生
彼女のそばで立ち止まって 話を聞いてあげることもしなかったし
彼女のそばだけにいるわけにもいかなかった・・


最後のあの日だって
好きすぎて決断できずにいた俺に
一方的に迫ってきて
不意を突かれた感じで困惑する俺に
彼女が言っていた言葉を 冷静になった時 思い起こしてみると
俺の事を好きだったのではないかと 思ってしまう
本心から俺と終わりたくなかったのではないかと 思う


ただ 時は過ぎた



今夜から連続夜勤
少し横になろう
彼女のことがいっぱいすぎて
どうしようもない


少し休もう


彼女には元気でいてほしい 幸せであってほしい
生きていてほしい

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