minipin太郎 埼玉の空のもと

あれから11年が経ち、太郎マリオと人生終盤の日常の日記

後悔とは


夜勤明け
会社を出ると
夏を感じさせる朝だった
:ついこの間まで この時間が夜明けになり
 太陽が地平線をオレンジ色に染め始めてた時間なのに・・


季節はとどまることなく変わっていく
寒かった冬から 早春 新緑の季節 
いや 今年も春や秋を感じることなく 暑い夏がやってくるのか・・


「後悔」を検索してみた
・自分のしてしまったことを、あとになって「失敗」であったとくやむこと
 だそうだ・・・
特に男性にその傾向が強いという
仕事ばかりに追われた人生を振り返った時に多いという
多くの人が「後悔」をするものだという
行動するかしないかを迫られた時に、やる後悔よりもやらなかった後悔の方が
大きいという
病気や死を前にするとやらなかったことを後悔する機会が増加するという


一人で突っ走った気がする
2006年 年明けすぐから新しいこと4年3カ月
現場に戻って2年 そして転勤先で4カ月
この6年7か月は孝生の人生の中で一番きつい時だった


当然仲良くなった彼女とは2年ほどで それ以降は疎遠となっていく
そこの「後悔」彼女への接し方全て 彼女のこと全て
これが今の「後悔」なんだと思う


思い出の地に行き 幸せだったあの頃を取り戻し
あの時の彼女と同化している今 切なさは消えている


ただ 「頑張りすぎていた自分」を思い出すと
また 涙があふれてきた
今の自分が 当時の自分の姿をみると切なくなってくる


転勤先での最後の日
窓口で毎日忙しくしていた女性二人が 黙っていたにもかかわらず
走ってきて 深々とお辞儀をし「〇〇 お世話になりました」と
挨拶をされた時のこと 2時間も一人でクレーマーに文句を言われ続けたことや
忙しいとの応援要請を俺一人が向かって対応にあたった事を見ていてくれたんだと
そのことなんだと思うと今でも涙がとまらない


そこから流れた先で 一人汗を流し続け 
重いもの2台を何回も何回も運び
毎日毎日運び
男性には力仕事 女性には細やかさの仕事を割振りしながら
頑張っている姿を
「〇〇〇さん 〇〇〇班のみんなが〇〇〇さんの事 褒めてましたよ^^
 〇〇〇さんは他の社員さんと違って一生懸命仕事するって。汗かいて仕事するって」
あの日も 一人遅い休憩時間 飯も のどが通らなかった


でも 一番大切な人 その人の事がおざなりだった
一番大切な人だったのに 大好きな人だったのに


:1年したら帰ってきて^^と言ってくれたのに
それすらも守ることができなくて 一人で流れていった


いつも俺は彼女の事を裏切り続けた
:お願い そばにきて って何度も言われたのにそばにも行かず
淋しい思いをさせてしまった 何度も言われたのに
彼女の話を聴いてあげることもせず ねぎらいや優しい言葉もかけず
楽しい会話もする事もせず
俺は酷い男だった
そんな俺なのに 優しく寄り添って 支えて 尽くしてくれて
優しい声を掛け 手伝ってもくれた のに
最後の最後 酷い言葉をいい 電話を切って 終わりにしてしまった
本当に酷い男だった


大切な人 大切にしなった 酷い男だ


涙がとまらない
謝っても 謝っても 許されない 酷い男だ
俺は酷い男だ 俺は酷い男だった


涙がとまらない
涙が否応なくとまらず あふれ続ける
涙がとまらない


悔やんでも悔やんでも 取り返しがつかない

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